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生物科学を若者向けに親しみやすく。OMICS BASEのロゴマークデザイン
2022.03.21.
昨年末の実績になりますが、生物科学のwebメディア「OMICS BASE」のロゴを制作させていただきました。
OMICS BASEは若手研究者や学生に向けたwebメディアサイトにしたいとのことで、元々はwebサイト制作のご依頼だったのですが、打ち合わせの段階でロゴも必要ということを伺ったので、webサイト制作の前にまずはロゴを制作することになりました。
正直、めちゃくちゃ難産でした
打ち合わせのあと早速ロゴ制作に取り掛かったのですが、なんせ「生物科学」という分野の知識自体がボクの中には全くなかったので、そもそも生物科学とは何か?のネット検索からはじまり、ロゴとして形にできそうなものはどんなものが挙げられるか?を理解を深めつつ洗い出していくところからはじめることにしました。
生物科学を表現するロゴはすでにいくつか存在していて、遺伝子や二重螺旋をモチーフにしたロゴが多い印象を受けました。なのでボク自身もはじめはクライアントさまの要望もあり、二重螺旋をロゴに取り入れるイメージでロゴを考案していました。
しかし、二重螺旋がどうしてもインパクトがあり目に見える要素の数も多いので、なかなかそこからの展開が生まれず、他のロゴとの差別化が難しい・・。そこでクライアントさまが打ち合わせ時におっしゃっていた「研究」というとどうしても固いイメージがあるので、デザインで崩したいという言葉に立ち返りました。
考えすぎず、デザインで崩す
若者向けのメディアなのでもっとポップにユニークなデザインでもいいのではないかと、細胞で脳を型取り、いろんな情報を発信する中で新たな発見を得てほしいという意味を込めてビックリマークを用いた、webメディアとしてのロゴマークを考案しました。
「OMICS BASE」の文字は既存のフォントの一部の角を丸くすることで細胞らしさを表現しています。
このデザインに辿り着くのにボクとしてはけっこうな日数を要しましたが、ターゲットや時代性を意識した良いロゴをつくることができました。
使用カラーでロゴマークを変化させる
また、細胞は常に変化するもの。
カラフルなマークを生かしてそれぞれのカラーを背景に用いることで、マークの見え方で生物の変化を表現。
ロゴとして形にするまではとても大変でしたが、結果的に良いロゴをつくることができ、その甲斐あってか監査の厳しい先方さまの上層部の方々からも好評価をいただき、一発OKで完成させることができました。なかなかスムーズに進むことがないとのことだったのですが、ロゴに関してはすんなりOKをもらえたようで、ボクとしても嬉しい限りでした。
ご依頼くださり、ありがとうございました。
はじめましてBUROKIです。
ベンチャー企業にて11年間webやグラフィックデザインとブランディング経験を経て、2019年5月よりフリーランスデザイナーになりました。完全独学でフリーランスになった異色の経歴の持ち主だと思います(笑)
制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。デザイン制作のご依頼やお問い合わせなども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。
ベンチャー企業でマスターデザイナーとして働いた後、フリーランスになりました。制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。制作のご依頼なども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。
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