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お店でできることをストーリーで伝えてブランド価値を高めるリーフレットデザイン
2019.06.17.
約2年くらい前に制作した、ボクが在籍していた会社が運営するショップ「DIY FACTORY」のリーフレットデザインです。今は東京の二子玉川ライズ・ショッピングセンター内にあるのですが、その店頭で配布していたものです。リーフレットは店舗での施策によって内容を変更していました。
ショップでできることからストーリーを構成
DIYのお店なので、例えば服だけを売っているお店なら取扱いのある服のカタログをつくればいいと思います。セレクトショップなどのブランドのカタログではそのお店の服を着たモデルさんがいい感じに立ち振る舞っている写真を載せる・・よくありますし、それでいいと思います。
ですがDIYはそうはいきません。お店でDIYという商品を売ることはできないし、そこで完結することもできません。当時お店でメインでやっていたことはDIYレッスンで「DIYを教えること」でした。お店でDIYを学んで、自分の家やお部屋を自分でDIYして自分らしくしていこうというコンセプトで、それを伝えるためにこのリーフレットも構成していきました。
表紙をめくるとまずはお店の説明と、お店でやっていること、何をするためのお店なのかを記載。
そこから具体的なサービスの説明に入っていきます。次のページをめくるとDIY FACTORYオリジナル「DIYレッスン」の説明。まずは試してもらうことも必要なので体験レッスンの訴求や二子玉川ライズはご家族で来られる方が多いので子どももDIY体験ができる「KIDS LESSON」も用意。ワークスペースは連日ものづくり体験をする親子で賑わっていました。
DIYはお店だけでは完結しない
お店でDIYを学んだところで、そこで満足していたら結局何も変わらないですよね。なのでせっかく学んだDIYをご自宅や職場などで実践する必要があります。
いきなり「ご自宅で実践してみてください」と言っても道具を持っていないこともよくあります。特に電動工具なんて仕事で使っている人でもない限りなかなか一般の人で持っている人は少ないですよね。そこを考慮しての電動工具レンタルサービスも用意。必要な電動工具を買う必要なくレンタルできるのはかなり便利なサービスだと思います。
横長の四つ折り加工でストーリーを感じやすく
リーフレットはサイズはもちろん折り方をさまざまな加工ができます。
今回の場合は順を追って読み進めてもらいたいという思いで制作していたので横に長く、四つ折り加工にすることでハガキサイズほどのコンパクトサイズにしてお持ち帰りしやすいように考えて加工しました。
最後のページにはお店のアクセス情報の記載。
限られたページ数のなかで「こういうお店で」「こういうことができて」「こういうサービスもやっていて」「ここにあるお店です」ということをストーリー仕立てで伝えていく・・そんな構成からデザインして制作しました。
ブランドのトーンアンドマナーを意識して余白をしっかりとり、ブランド価値を損なわないようなリーフレットになったと思います。今はもう店頭では配布されていないかもしれませんが、二子玉川にお立ち寄りの際はぜひお店に足を運んでみてください。
はじめまして! BUROKIです。
ブログをご覧いただきどうもありがとうございます。ブロキと申します。ベンチャー企業のインハウスデザイナーとして11年間様々な媒体のデザインとブランディング経験を経て、2019年5月よりフリーランスデザイナーになりました。完全独学でフリーランスになった異色の経歴の持ち主だと思います。(笑)
他にもいろんな作品の紹介やブログを書いてるのでぜひ見てみてください。デザイン制作のご依頼やお問い合わせなども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談くださいね。
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