design
ちょっと古い名刺なのでところどころ印刷が剥がれていたりしていますが、2012年ごろに制作した前職の名刺デザインです。
前職は工具の販売をしている会社で、いろんな種類の工具や道具を幅広く販売していたんですね。それを名刺で伝えるにはどうしたらいいか?と考えて、代表的な道具をアイコンにしてつくり、それを敷き詰めたデザインにしました。
まずは用紙全体にドットを敷き詰めて、そこから記載する情報をどのように配置するか、配置することによって残るドットの数はどれくらいか、残ったドットを道具のアイコンに変えるにはどのようなデザインで、どういう順番に配置していけばいいかなど、かなり試行錯誤してデザインしたことを覚えています。
片方は国内用、もう片方は海外用にデザイン
今はあまり聞かなくなりましたが当時はグローバル化に対しての施策がいろんなところで重要といわれていて、名刺も同様でした。なので片方を海外用に英語表記で制作・・実際に外国人の方にこの名刺を渡したことは一度もなかったですが(笑)。こちらは国内用のデザインです。基本的には海外用と変わらず、カラーと言語だけ変えて載せていました。
名刺の一部分に「好きなもの」を記載
コミュニケーションを促す仕掛けとして各スタッフの好きなものを聞いてそれを名刺に載せました。ボクは「音楽、デザイン、妄想」と記載していますね・・「妄想」とわざわざ載せてしまうところが当時からの中二病感を思わせますね。
用紙はマットな紙を選択
ボク自身が光沢のあるツヤツヤな質感の用紙が好きではないこともあって、マット紙で制作。用紙の色もホワイトではなく少しクリーム色になっているものにしていたと思います。これが個人的には大正解でほどよく味が出て、海外用のオレンジのベタ塗りも独特の光沢が出ていてすごく良い感じでした。
名刺交換時の反応がすごくよかった
勤務先の名刺をつくったので、その名刺のデザインに対する反応がダイレクトにわかるのがインハウスデザイナーの特徴のひとつ。この名刺を名刺交換のときに渡すたびに「素敵な名刺ですね!」と褒められました。(笑)ボク自身も手前味噌ですが他ではなかなか見ない革命的な名刺デザインになったなと今でも思っています。
今は巷で見る名刺デザインもどんどんシンプルになって、なりすぎているような印象も持っていて、「いかに情報を見せるか、覚えてもらうか」みたいな本質的な部分を意識しすぎているんでしょうね。もう少しユニークに遊んでもいいんじゃないかと思い始めています。
はじめましてBUROKIです。
ベンチャー企業にて11年間webやグラフィックデザインとブランディング経験を経て、2019年5月よりフリーランスデザイナーになりました。完全独学でフリーランスになった異色の経歴の持ち主だと思います(笑)
制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。デザイン制作のご依頼やお問い合わせなども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。
ベンチャー企業でマスターデザイナーとして働いた後、フリーランスになりました。制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。制作のご依頼なども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。
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