フリーランスになることは、常に選ばれる立場に身を置くということ

先日のことですが、人生で初めてハウスクリーニングさんにお願いし、エアコン掃除をしていただきました。

今の部屋のエアコンは引っ越してきた2019年に購入したものなのですが、3年が経ちかなりカビ臭くなってきていたので、これはそろそろプロに頼んできれいにしてもらったほうがいいだろうなと、本格的な夏がくる前に掃除をしてもらうことにしました。

ハウスクリーニング業者、めちゃくちゃ多い

でもボクの知り合いにハウスクリーニングをやっている人はいないし、誰にどうやって依頼すればいいのかわからない・・この辺はデザイナーを探すのと似ているなと感じつつ、ネット検索で業者さんを探してみることにしました。検索キーワードは「エアコンクリーニング 大阪」という感じだったと思います。

すると「eくらしのマーケット」というwebサイトを発見。

このページではエアコンクリーニングを行なっている業者さんがランキング上位から降順に表示されているのですが・・
その数なんと665件！

この時初めて知ったのですが、ハウスクリーニング業者さんってめちゃくちゃいっぱいいるんですね。「大阪府」で地域限定していて665件。全国となると4,161件出てきました。こんなにたくさんいるとは思いませんでした。

こうなってくるといくらランキング表示とはいえ、1位から665位まで吟味して選ぶことなんてできませんよね。なので選ぶ基準としては

などを考慮し、当時ランキング3位だった「ハウスクリーニングラボ」さんを選び、エアコン掃除をお願いしました。

一覧ページでざっと業者さんたちを見てもらったら選んだ理由がわかると思うのですが、なんせ写真がいい。お子さんと一緒に写っている写真を使用しているのはランキング上位ではハウスクリーニングラボさんだけで、写真も他の業者さんと比べて色味が明るいんですよ。これだけで親近感沸きますし、詳細見てみようかなという気になりました。

正直、技術的な部分なんてボクにはわからないし、そんなに大差ないとも思うんです。値段ももちろん選定基準ではありましたが、どこも想定より安かったので、あまり気にならなかったですね。

どんな人かわからない人に何かをお願いするとき、写真ってすごく大事だなと思いましたね・・ボクも来月くらいにプロフィール写真撮り直そうかな。

なぜ「PR」を外したのか？

選ぶ基準に「PR」は外すと記載しましたが、これには理由があります。
「PR」とは広告のことで、こういう比較サイトにありがちなお金を出せばランキング1位より上位表示できますよというもの。

もちろんいろんな事情があって広告を使って上位表示させている業者さんもいらっしゃるとは思いますが、web広告運用をやっていた経験もあるボクからすると、純粋な努力ではないようが気がするので、選定からは外すことにしています（ごめんなさい）。今回に限らず食べログなんかでもPR使ってるお店はボクは見ないんです。多分他のお客さんのリアルな口コミなどの情報を重要視してるからでしょうね。

依頼後は掃除してもらうエアコンがどこのメーカーで型番は何なのかの写真を送ったり、掃除日の前日にお電話いただき少しだけご挨拶し、当日を迎えました。

エアコン掃除当日

当日は朝の8時から来てくださる予定だったので、いつもより早起きし、部屋の掃除やら文鳥の平八を移動させたりなど準備。8時になる5分くらい前にハウスクリーニングラボの林さんが到着。遅延なし、素晴らしいですね。

クリーニング作業は迅速丁寧で、エアコン本体と室外機のクリーニング作業時間は約1時間ほどでしたが、ボクはほぼノートPCをさわっていただけで、すべてお任せで完了しました。

掃除終了後はエアコンについてのアドバイスなどもいただきました。
使い終わったあとはどういうケアが必要なのか、いま使っているエアコンは実際どうなのか・・誤解していたところもあったので、ためになりました。

エアコンをつけたらカビ臭い風が吹いていて使うのを躊躇いがちでしたが、これでまた安心して使用できますね。

人に選ばれるということ

今回のブログでは、エアコン掃除をハウスクリーニング業者さんにお願いしたことを書いてみました。なぜ書いたのかというと、ボクの環境とすごく似ていると感じたからなんです。

エアコンは確かにきれいになりました。
ですが、それは余程の業者さんでなければ全員プロの方なので当たり前のこと。ではそこ以外で他の業者さんとどういう差別化をするのか？どうすれば選んでもらえるか？をしっかり考えてらっしゃる人だという印象を受けました。

技術だけでも値段だけでも人からは選ばれない。厳密にいうと選ばれることはあるかもしれませんが、自分が本来一緒に仕事していきたと思うような人ではないかもしれない。「この人にやってもらいたい。お願いしたい。」と思われるにはどうすればいいか・・。

難しい課題ではありますが、ボク自身フリーランスデザイナーという働き方をしている以上、常に他のフリーランスの方と比較され、クライアントさまに選ばれる立場でもあるので、身が引き締まる思いでした。