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絶対に後悔しない!デザインを開始する前に決めておきたい制作ルールまとめ

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絶対に後悔しない!デザインを開始する前に決めておきたい制作ルールまとめ

2023.09.27.

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クライアントさまから制作依頼をいただき、打ち合わせでどんなデザインにするか?を決めることは当然のこととして誰しもが認識していると思います。

まず解決したい問題があって、コンセプト、ミッションやビジョン、デザインのテイスト・・。
デザインするために洗い出さないといけない要素はいくつかあり、それらの方法をSNSやブログで発信しているデザイナーは今やたくさんいます。

ですが、制作前に決めないといけないことはそれだけではありません。

本来なら打ち合わせをして内容を決めたあと、制作する前にクライアントさまとデザインに関する契約書を交わすのが当然の流れです。ですが、ケースによっては契約書を交わさずに制作を開始してしまうこともあります。しかしその結果、ルールを決めなかったために大変な思いをしてしまった・・デザイナーならそんな経験一度はあるのではないでしょうか?

僕は何度かあります。
そのことをthredsに投稿したところ、数名のカメラマンやデザイナーから共感を得られました。

なので自分自身これから同じ失敗をしないためにも、「制作を開始する前に決めておきたいルールまとめ」というテーマで、今回のブログに書き残しておきたいと思います。

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自戒を込めて・・ブログに綴っておきます・・。

Production rule list

決めておきたいルール一覧

1. 締め切り日

まず決めておかないといけないのは締め切り日。
この制作はいつまでに完了させるか?の最終日は絶対に決めておきましょう。

「締め切りのない仕事は仕事ではない」といわれるくらい締め切り日は重要な決定事項。これがないといつまでに完成するかも曖昧な状態になり、いつまでも制作対応するはめにもなりかねません・・。そうなると他の制作にも影響が出てきますよね。

決め方はクライアントさまにいつまでに必要か?を伺ったり、自分の中で大体のスケジュール感が浮かぶと思うので、クライアントさまの希望日と他の制作案件のスケジュールとすり合わせて決めるといいと思います。

2. 制作スケジュール

締め切り日が決まれば、次はそこから逆算するように制作スケジュールを決めていきます。制作スケジュールはデザインをする期間だけではありません。

打ち合わせの翌日から、

  • テキストや写真はいつまでに用意してもらえるか
  • 写真がない場合は撮影するか、する場合はいつの日程なら可能か
  • デザインの初稿はいつまでにクライアントさまに共有するか
  • デザインの確認にどのくらいの日数を要するか
  • 修正が入った場合はいつまでに対応するか

など、上記のような項目を締め切り日までしっかり決めていきます。

ここで重要なのは、クライアントさまにも責任を持たせること。
スケジュール内でクライアントさまが対応する項目を明確につくることで、責任が生まれ、クライアントさまにとっての重要度も上がり、自分ごと化させることができます。

スケジュールは曖昧になりやすいので、googleのスプレッドシートを使って日にちで区切りながら、オンライン上でクライアントさまがいつでも確認できる形で決めていくとより有効だと思います。

3. 連絡ツールとデータ共有ツール

制作がスタートするとクライアントさまとコミュニケーションをとりながら進めていくので、どのツールで連絡をとるか?も打ち合わせ時に決めておきましょう。

ツールを決めておかないとインスタのDMで連絡がきたりメールで連絡がきたりと、内容があちこちに散漫してしまって把握することに時間がかかったり内容を見落としてしまったりする危険性があります。そうなると二度手間が発生してしまったりして、制作工程も増えてしまいますよね。

なのでクライアントさまの事情を考慮しながら、ひとつの連絡ツールに絞ってコミュニケーションをとったほうが過去に遡りやすいのでオススメです。

僕は以前までチャットワークを使用していましたが、仕様の変更で1ヶ月以上前のやり取りが消えてしまうようになったので

  • slack(スラック)
  • instagramのDM
  • facebookメッセンジャー
  • Microsoft Teams

などが使いやすいかなと思います。僕は特にslackをよく使っています。こちらもプランによっては有料になりますが、現在は無料で使用しています。

slackのインターフェイス
slackでコミュニケーションをとりつつ制作を進めています

過去ログが消えてしまうと話にならないので、遡れるツールを使用することをオススメします。

4. 修正回数

デザインには修正がつきものです。
一度制作したものをクライアントさまに共有し確認していただくのですが、一度の共有でOKをもらえることはほとんどありません。

「もう少しここを⚪︎⚪︎できないですか?」や「テキストの修正をお願いします」といった修正依頼がくることはよくあります。場合によってはデザインそのものを作り直すことになってしまう事態も発生します。

一度作ったデザインを修正するのは、いただいた修正内容次第ではすごく手間のかかる場合もあり、デザイナーにとってストレスになる可能性もあります。そうならないためにも「デザインの修正依頼は⚪︎回まで」と事前に決めておくといいと思います。

修正に対応する回数を決めておくと、大掛かりな修正がきた場合もモチベーションを保つことができますし、終わりの見えない作業に苦しむこともなくなります。僕はこれで何度も失敗しているので、回数決めることがもう絶対に必須!です。具体的な回数としては「2回」や「3回」くらいが妥当だと思います。

クライアントさまによってはデザイナーを操縦するように何度も修正を依頼してくる人もいます。こうなってしまうと延々と対応し続けるキリのない作業になって疲弊してしまうので、修正回数はあらかじめ決めておくことがベストです。

BUROKIアイコン

いろんな人いますからね、本当に・・。

5. ルールが守られなかった場合

ここまでしっかりデザイナー側とクライアントさま側で制作上のルールを決めてきました。しかしデザインとは正解のない作業であり、作る側も作ってもらう側も人間です。様々な事情により、あらかじめ決めたルールが守られない、もしくは守れないケースも発生します。

修正回数が2回では収まらなかった、確認スケジュールに遅れが発生した、締め切りに間に合わなかった・・。こんなイレギュラーは日常茶飯事です。なのでそうなった場合も想定してルール化しておきましょう。

有効なのは「追加料金の発生」

ルールを守っていただくための一番有効な手段はやっぱり「お金」です。
例えば修正回数が決められた回数を超えてしまった場合は制作に追加料金が発生するということや、締め切り日が過ぎてしまった場合は遅延料金を1日ごとに発生するなど・・。こういったことも事前にちゃんと決めておいたほうがいいと思います。

ですが、あくまで締め切り日と制作スケジュールは守っていただくことを前提にします。じゃないと決めた意味がないですからね・・。それを念頭に置いた上で守られなかった場合のことを決めます。

追加で料金が発生したりすることはクライアントさまにとって良いことではなく、今後の関係性が悪くなってしまう可能性もあるので締め切り日や制作スケジュールを決めるときは、比較的余裕のあるスケジュールで決めていくことを心がけましょう。

リピーターさまほど決めづらいが過信は絶対禁物!

今回は「あの時ちゃんと決めておけばよかった・・」とならないために、制作開始前に決めておきたいルールを実体験をもとに書いてみました。

今回書いた内容はすべてデザイナーの仕事のひとつとして当たり前のことです。
制作会社の方が見れば「何やってんの!事前に契約書を交わしておかないと!」と一喝されるかもしれません。それは重々承知しております。

ですがフリーランスの場合、個人なのでどうしても言い出せないことがあったり、リピーターさまであればあるほど「毎回ルールを決める」という作業がやりづらくなることもありますし、このクライアントさまならスムーズにいくだろうと過信してしまうこともあります。いやそれ自体も言い訳でしかないですが・・。

ルール決めは制作者側の責任

忘れてはいけないのは、制作に関するルールを決めなかったのは間違いなくデザイナー側に落ち度があるということです。

なぜならクライアントさまは制作に関するルールなど一切知らないからです。この制作ならこれくらいのスケジュール感でとか、修正回数は何回までとか、追加料金が発生する事象など、そんなことはクライアントさまは知る由もありません。

だからこそルールを決めることでクライアントさま側に、おこがましい言い方ですが教えなければいけない。デザインとはこれくらいでこれくらいの日数がかかるのでこの日までにこれをくださいとか、修正回数は何回ですよーとか、ルールを決めてクライアントさまも巻き込んでいくことで、少しずつ知ってもらうことが大事です。

制作前のルールを決めていなくて制作が難航した場合、クライアントさまは何も悪くはありません。
そこだけは誤解のないようにしたいですね。

ともあれ、お互いが気持ちよく仕事するためにはやはりルールは必要。スポーツも社会もルールがあってはじめて成り立つもの。それをいつまでも忘れてはいけませんね。

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いま一度、僕自身気を引き締めます!ご一読ありがとうございました。
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はじめましてBUROKIです。

ベンチャー企業にて11年間webやグラフィックデザインとブランディング経験を経て、2019年5月よりフリーランスデザイナーになりました。完全独学でフリーランスになった異色の経歴の持ち主だと思います(笑)

制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。デザイン制作のご依頼やお問い合わせなども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。

ベンチャー企業でマスターデザイナーとして働いた後、フリーランスになりました。制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。制作のご依頼なども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。

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