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辛かった2007年があったからこそ今のBUROKI designがあります

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辛かった2007年があったからこそ今のBUROKI designがあります

2019.09.27.

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少し前にinstagramでこんなDMをいただきました。

送ってくださった方の具体的な情報は伏せますが、「元々が違う職種で働かれていて、最近デザインに興味を持ち、勉強もはじめているものの思うように時間も取れず、そこからどうしたらいいのかわからなくて困っている」といった内容のものです。

「デザイン」という仕事

最近は働き方も会社に入るだけでなくフリーランスになったりと、人それぞれに合った選択肢が持てるようになってきているからか、デザイナーを志している人も勉強ははじめてもそこからどう進めるべきか悩んでいる、という人が多いようですね。

世の中にはいろんな仕事はありますが、デザインという仕事は「未経験」では働きづらい職種であることは確かです。

もし僕の後輩が全くデザインを知らない人だった場合、Adobe illustratorやphotoshopなどのデザイン制作ソフトの使い方や(そもそもソフトを知らないかもしれませんが)、デザインの知識や方法、専門用語、実践による学び、効率のいいつくり方など・・教えることが多すぎて何から教えていくべきか・・考えただけでもゾッとしてしまいます。

なので面接を受ける前にできるだけ経験を蓄えておくのが一番で、そこから会社に入って制作することでさらなる経験が得られ、独り立ちできるくらいの実力がついてから、副業をするのかフリーランスになるのかといった選択肢も拡がってくる、というのがデザイナーを長く続けるには必要な考え方です。

webデザイナーになることを志した2006年12月

そんな一人前なことを言っている僕も、2006年の年末まではまったくの未経験でど素人でした。デザインをはじめるきっかけは過去にブログに書いているので、よかったらそちらもご覧ください。

このブログでもデザインを志した頃の思い出を少し書いています。
以下の一文は抜粋です。

「昼間はアルバイトをしながら夜は学校に通い、休みの日は朝から晩まで自分のホームページをつくる・・お金もないから本屋で参考書を立ち読みしてできるだけ記憶して家に帰って記憶した技術を実践して自分のものにする・・そんな日々が1年くらい続きました。この頃はアルバイト先の人間関係が本当に良くなくて、思い出したくないくらい辛い時期でした・・(笑)」

今日のブログでは、デザイナーになることを志し、2008年1月に前職の企業に入るまでの約1年間を書いてみたいと思います。

当時やっていたアルバイトのこと

今はもう無くなっているのですが、当時僕が24歳のころ、なんばの片隅にあるパチンコ関連の広告制作会社でアルバイトをしていました。制作会社といっても僕は制作・出力された大型ポスターの端をカットして発送用の準備をし、各店舗に発送する仕事で、デザイン制作にはまったく関われず・・。

面接時によくある「慣れてきたらデザインもできるようになりますよ」的な甘い言葉に騙され(ちょっと語弊ありますが)入社したものの、いつまで経っても制作には関われず、発送する仕事ばかりでした。このままではラチが開かないので自分でwebデザインの勉強をはじめるわけですが、はじめてみて「これは自力では無理だな・・」とすぐに気づいたんです。

参考書に書いてあることが全く理解できないし、詳しく操作方法も書いてくれているはずですが、それでもできなかったんですよね。

そのバイト先ではデザインを教われる環境では無さそうだし(そもそも制作と発送は作業場所がバラバラだったこともあり)、どうするか考えた結果、スクールでwebデザイナーコースを専攻して勉強することにしました。

昼間はアルバイト、退勤後にスクール

アルバイトは朝9時から18時まで、そのあとに天王寺のスクールに通ってwebデザインの勉強。そのスクールには「フリータイム」というものがあって、そのフリータイム中では自由に制作させてもらえるんですね。僕はMacでデザインがしたくて、でも家には当時MacはなかったのでスクールのMacでずっと制作していました。

授業がない日でもフリータイムを使ってできるだけ長い時間制作。休みの日は一日中いたこともありました。webページをつくれるようになってリンクをクリックしたら別のページに遷移してとても感動したり、イラストレーターでイラスト描写の操作をひたすら繰り返したり・・25歳になって一度も正社員になったことがなかった僕は、すごく焦っていました。

そんな焦りもあって2006年12月から勉強を開始して、年が明けた2007年になってもひたすら制作をし続けました。

ある日、講師とケンカ・・

スクールには当然ですが講師がいます。
その講師には教材で不明な点や制作しているもので不明な点があれば質問することができ、教えてもらえるのですが、ある講師は僕が質問しても全然答えてくれず、「すいません次回への宿題にさせてください」という返答ばかりしてくる人だったんですね。

当時の僕は素人に毛が生えたようなレベルでしかないのに、なぜそんなレベルの質問に答えられないのか・・小さなことではありますが繰り返されることで、不信感と苛立ちが徐々に積もっていきました。

そしてある日、いつものように質問すると同じ返答が返ってきたので「このレベルの質問もわからないんですか?」と言ってしまったんです。そしたらすごい険悪なムードになりまして・・そこから僕はもう聞くのをやめようと思い、授業であろうがフリータイムであろうが、場所だけ借りて独学でwebサイトをつくれるようにやってやろう!と鼓舞し、2007年の年末までずっと一人で制作していました。

本屋に行ってもお金がなかった

今はドンキホーテに変わってしまっているのですが、なんば千日前商店街のNGKの前の建物には本屋のジュンク堂が入っていました。そのジュンク堂には各フロアの端に椅子があって、購入する前の本を読むことができたんです(私服警官もいっぱいいましたが 笑)。

アルバイトで一人暮らしだった僕は生活費と学費で本当にお金がなく、本を買うお金すらままならなかったんで、バイト帰りによくジュンク堂に寄り、web関係の書籍やデザインのギャラリー本などをその椅子に座って読んでいました。気になった本は購入したかったんですけど、なんせお金がないのでその場で熟読して暗記し、スクールや自宅のPCで実践する・・超アナログですがそんなことを繰り返していました。

当時は電子書籍もなかったので今よりもwebデザイン関係の書籍も多かったと思います。新しい技術が出てきたら勉強し、グラフィックソフトでは写真の補正手順を勉強する・・誰に教わるでもなくwebページや作品をつくり、ドメインを取ってサーバーを借りてネット上に公開していましたね。いまや懐かしいmixiでも作品を公開したりして・・そんなことをやっていました。

2007年の秋頃、面接用の作品をつくりはじめる

1月から勉強を開始して、そこからみっちり学んでいると秋頃にはwebサイトを拙いながらもつくれるようにはなれました。

そうなってくるとデザイナーとして働くために面接時に提出する用のデザイン作品が必要になってきます。そしてその作品の幅は広ければ広いほうが採用はされやすいと思ったので、人材派遣会社のサイトやレコード会社のサイト、ブログデザインなどいろんなテイストのデザインをつくって、納得いかなければつくり直しを何度も何度も繰り返していました。

作品を面接で見せる前に某ちゃんねる掲示板でまったく知らない人から意見を募ったりもしたり(笑)、デザイナーの面接は未経験ではかなり難しいのはわかっていたので、とにかく面接で武器になるように自分なりに磨き続けました。

面接、遅刻・・そして採用

そこからデザイナーになるべく雇ってくれる会社探しがはじまります。

デザイン制作会社からECを運営している企業まで視野に入れて応募を開始しました。やっぱり提示できる作品があると全然違います。未経験であれ作品を提示すれば書類選考はまず落ちません。そこから実際に会社に出向いての面接になるわけなのですが・・僕、何度も遅刻しました(汗)。

当時はスマホもなければGoogle mapなんてないし完全に住所だより・・1時間前くらいに最寄駅に着いておけば大丈夫!と余裕見て着いても道に迷って結局遅刻・・遅刻せず着いた会社でも大勢の応募者の中での面接でやる気をなくしたりと、けっこう散々な目にあって2008年を迎えました。

このまま仕事に就けないのではと思いはじめた2008年の1月、26歳の誕生日を迎える前のギリギリになんとか採用を得ることができ、修行の日々に終止符を打つと同時に、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせることができました。

デザイナーになりたかったら悩む前に行動しよう

このやり方は正解だなんて僕は思わないし僕だけだと思うのですが、こういうケースでデザイナーになった人間もいるってことを伝えたかったので今回のブログに書きました。

冒頭で述べましたが今はデザイナーになるにはキャリアが必要ないくらいいろんな選択肢があります。でも僕はあの苦労した1年間があったからこそ企業に入ることができたし、いまこうして「BUROKI design」としてフリーランスとしていろんな人たちから信頼をいただき、やっていけていると思っています。

当時はお金もなく腹立つことも悲しいこともいっぱいありましたが、自分で考えて自分で行動して自分で制作し続けたからこそ「それがあって今がある」と思えるようになりました。

だからデザイナーになりたくて、どうしたらいいのかわからないと悩んでいる人、月並みですが悩む前に行動しろって話なんです。動いていないから余計なことを考えて悩んでしまうし、行動してからが試練続きですから、デザイナーは。そしてそれでも「デザインが好き」と思えたら、もうあなたは立派なデザイナーです。

お互い頑張りましょう。

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はじめましてBUROKIです。

ベンチャー企業にて11年間webやグラフィックデザインとブランディング経験を経て、2019年5月よりフリーランスデザイナーになりました。完全独学でフリーランスになった異色の経歴の持ち主だと思います(笑)

制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。デザイン制作のご依頼やお問い合わせなども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。

ベンチャー企業でマスターデザイナーとして働いた後、フリーランスになりました。制作実績やインハウスデザイナーのことなど日々更新しています。制作のご依頼なども受け付けてますので、なんでもお気軽にご相談ください。

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